今年の経済と税制
小島 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます
社長 おめでとうございます。昨年は新型コロナで事業は散々だったのですが、今年はどのような点に注意して経営すればいいでしょうか。
小島 今年の対応策ですが、いつコロナ禍が終わるかということにかかっていると思います。
京都大学大学院の教授で免疫学の権威でもある上久保氏の説によると、すでに免疫がかなりの人にできていて、ウィルスの突然変異によって新たに感染するリスクもありますが、その場合でもすでに免疫ができている人は症状が出ないか、出ても軽症で終わる人が多いそうです。その場合、一定比率以上の人に集団免疫ができると感染の拡大は終わるとみています。したがって、比較的早く終結するとの予想をしています。本当にそうなるかはわかりませんが、少なくともその可能性は高いと私は見ています。
社長 そうなればいいですね。ワクチンの接種が進むことによっても比較的早くコロナ禍は終わるかもしれませんね。つまり、経営者としては、コロナが終結した時を想定したプランを作成しておくべきだということですね。
小島 その通りです。アフターコロナ戦略を早めに立てておくことがライバルとの競争に勝つカギとなるかもしれません。
社長 ところで今年の税法はどのように変わるのでしょうか。
小島 まず、御社に関係するところでは、税務手続きの電子化が、予想を超えた大改正になったということです。
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今号のコンテンツは下記の通りです。ぜひご一読ください。
【中小企業経営シリーズ】社長の経営教室⑭
【税務記事1】所得税改正 令和二年適用分
【税務記事2】コロナ禍における法人税の取扱
【コラム|日々好天】エール
【コラム|誠実明朗】米大統領選とコロナ
【お知らせ】年末年始就業日/源泉所得税の納付日